私のお産記録②
病院に到着したのは午後4時過ぎ。
日曜日だったので守衛さん通して中へ。夫と一緒にLDRへ。
直ぐに診察台に載せられ、助産師さんとの簡単な問診後、着用していた生理用品を助産師さんが持っていった後、すぐに前期破水と言われました。
BTB試験紙法での検査だと思う…
正式に産科の先生から破水確定を告げられ、今後の出産方法などの簡単な説明、助産師さんからはかなり詳しい問診もありました。
陣痛が起きる気配もなかったので、そのまま病室へ。
愛育病院はお産のあとは病室タイプが選べるのですが、この場合は選ぶことはできず4人部屋の一角をいただきました。(結局この日は誰も来なかったので貸し切り状態)
お夕食の時間はとっくに過ぎていたので、旦那さんが急いでお菓子やおにぎりなど、私が好きなものをたくさん買ってきてくれたのですが、結局お夕食を出していただけました。
その後も、NSTでも胎児の心拍は正常ではあるものの、お腹の張りは殆ど出なかったため、夜9時頃に産科の先生と助産師さんでお産計画の説明と同意書へのサインを行いました。
破水しているので、点滴は常時。真夜中でも早朝でも4時間に1回ってきてくださる看護師さん、助産師さんには頭が下がります、本当に。
ということで、朝まで自然に陣痛が起きなかったため、LDRでの促進剤投与スタート。 これが思っている以上に辛かった…
2日目の朝
相変わらず陣痛の気配なし。破水はダラダラと続いていた。
6時半には病室からLDRに移ると言われていたので、早めに起きて準備。
昨晩はシャワー利用時間が過ぎていたので、朝早起きして急いでシャワーをしてさっぱりし、お産に備える。
麻酔を使う分娩を希望していたので、6時間は絶食しなくてはいけないのだが、まぁ6時間以内はまずないだろうとおもい、昨日買ってきてくれたおにぎりやお菓子をここぞとばかりにバクバク食べる…笑
(その後LDRでも朝食がでてそれも完食!)
陣痛促進剤は、効きすぎると危険なため、少しずつ投与する量を増やして様子をみていく必要があります。
私の場合、約8時間の投与後も有効な陣痛にはならずその日は終了。
言葉で書くとこんなサックリですが、実際は本当に本当に辛かった。
もちろん通常の陣痛は未経験なので分からないが、人工的に起こされる陣痛も痛い。痛いのに、『まだ生まれそうな感じの陣痛ではない』と言われると泣きそうになる
いつまで続くか分からない、有効ではない陣痛に耐える。赤ちゃんも苦しんでると思えば耐えねば!と思うが、正直キツイ…
助産師さんが腰を温めてくれたり、フットバスを用意してくれたりしたが、痛くて、気持ち悪くて、震え、冷や汗が止まらなかった。
『人生最悪の痛み』
本当にそうだと思う。途中、夫が来てくれたが、こういうときの男の人はなにもできないので戸惑うばかり。
幸い(?)私は暴言などを吐くことも泣き叫ぶこともなかったが、何も出来ずにいる夫を見るのも辛くて申し訳なかった。背中を擦ってもらったとしても、よくならないし(むしろ触られたくない‥)
愛育病院はLDRには妊婦以外一人しか入れないため、途中様子を見に来てくれた両親と夫が交代で入室。父は結局LDRに入らず(痛がっているのを見るのは辛いとのこと)母だけが頑張れ〜と応援しに来てくれた。
ぼんやりモニターを見ながら今日はダメそうだなぁ…と思う私。
案の定、ゼロから陣痛を起こして1日で出てきてくれることはなく、その日は終了。
内診で子宮口3cm→4cm… こんだけ痛くて1cmかよ!! ちーーん。
薬の投与が終わっても、痛みと悪寒は数時間続きました。
そんなこんなで2日目終了。
数時間LDRでやすませてもらい(というかほぼ放心状態)、その後病室へ。
私のお産記録③へ続く‥