悲劇を繰り返さないために…
先日13日 息子は月齢1ヶ月を迎えました
初めての出産、子育て。
わからないことだらけの手探り状態な一ヶ月でした…
子育て=大変 だと誰もが言います。
とはいえ、何が大変か辛いか大変かは個人で異なることなのでいまいちピンときていなかった私。
周りの人には、『生まれたら眠れないよ〜』とよく言われたけど、職業柄寝不足はつきものだったから、それがどれだけ体に負担なのかもよく分からなかった。
出産後、里帰りをしている私。
20歳から実家を出ていたことや、仕事人間の母とは小さい頃から顔を合わせる時間もあまりなかったので、里帰りをしても母とうまくやっていけるかが不安だった。
実際は里帰りできる場所があるって本当に幸せ 感謝感謝です。
そして里帰りせず、一人で子育てしているひとって本当にすごいと思う。
健康に生まれてきてくれ、順調すぎるぐらい体重も増えている息子。
でも昼夜構わず2時間ぴったりでお腹を空かして泣き、寒い中おっぱいをだして授乳。
最近は抱っこしてほしくて泣き叫ぶ事を覚えた。
毎日家中に響き渡る息子の泣き声。
そのたびに母は心配して見に来てくれ、息子が眠ないときは、私が少しでも休めるように別室で寝かしつけてくれたりとケアをしてくれた。
本当にありがたいですぅ
数日前、38歳の女性が生後3ヶ月の赤ちゃんを手にかけてしまったとニュースをみて、本当にいたたまれない気持ちになった。
『ひどいことをする』とか『流石に殺さないよね』と言うのは率直な意見だとは思うが、所詮は他人事。
同じぐらいの月齢の子供がいる私にとっては、他人事だとは思えなかった。
もし正常な判断が出来たら、この人だって可愛い我が子を水に沈めるなんてしなかったと思う。
殺しを擁護するつもりはないけど、それだけ何かに追い詰められたんだろうなぁ。。
少し嫌な言い方だけど、妊娠中、お腹が大きくなればなるほど周りの人は妊婦さんをいたわってくれる。
体を大切にしてねと声を掛けてくれたり重い荷物を持ってくれたり、多くの人が手を差し伸べてくれたので、妊婦自身も甘やかされてしまうことに慣れている。(もちろん立派に頑張っている人もたくさんいると思うけど。。)
でも、いざ子供を産むと、その瞬間から『母親』の任務と業務がまっている。
そして母親になった女性は、その任務を文句を言わず、完璧にこなすことが『当然』だと思ってしまう。
周りの人はそう思っていないかもしれないが、我が子、小さい命のことを考えると最善な環境をと思い、頑張ってしまうのが母親だ。
痛む体にムチを打って、自分のことは2の次、3の次で赤ちゃんのお世話の日々…そして終わりがない、寧ろこれからが長い子育ての始まり。
私は全面サポートがあったにも関わらず、最初は本当につらかった。
母子同室だった病院で息子とこの先やっていけるのか不安だった。
被疑者の女性、彼女もそんななか一人で頑張ってきたんだろうなぁ…そしてなにかが爆発してしまって取り返しのつかない事になってしまった。本当に悲劇。
この悲劇を繰り返さないために何ができるのか?
私には分からない。(すみません)
だけど、私がこの一ヶ月で学んだことは『完璧』なんて求めちゃだめ!ということ。
生まれたばかりの息子を見ていると、赤ちゃんってあまりに未熟すぎて、まだ人間になっていない。泣くことが仕事と言われる新生児ですら、泣くことま下手で自分の感情もうまく表現できない。
だから私も母親として未熟で当然だ。
完璧から程遠くても、息子が少しでも快適に眠れたり、お腹がいっぱいになってくれればそれでいい。
雑誌に載っているようなキレイなママさんたちのように、スマートに育児、家事をこなし、バリバリ働き体もスリムに戻り、おしゃれなベビーカーで聞き分けの良い赤ちゃんと一緒に街を闊歩できるならいい、そうはいかないんだよね。
ちょっと偉そうで、柄にもなく真面目な投稿になってしまいました…
すみません。
インフルエンザが流行っていますね。小さなお子さんをお持ちの方は特にお気をつけください。
わたしも息子をあまり外に出せなくて残念ですが、2ヶ月目も頑張ります